東京都調布市にて、日産のワンボックスカー・C23型初代SERENAの鍵が鍵穴内部で折れてしまった為、残った鍵を除去して新たに作ってほしいとの依頼で、鍵レスキューの緊急駆けつけです。

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キーを開けるために鍵穴に差し込んで回そうとしたらポッキリと折れてしまい、刺さった先端部分も抜けない状態でした。

まづは鍵穴内部に残ったキーを抜き取り、ピッキングにてドアを開錠後、キーシリンダーの段差を読み取って、未削りの生鍵(キーブランク)から新たな鍵を作製します。
ニッサン初期型セレナ メインキー作製
平成9年式(1997年)だそうですが、鍵穴内部のギザギザ段差に相応の劣化と油汚れの付着が見受けられた事から、よりスムーズに回る鍵に仕上げるためにヤスリを使ってキーブランクを削り、微調整を繰り返しての作製となりました。


無理な力で回そうとした際はもちろんですが、長年の使用で金属が疲労するなど、キー自体が折れてしまう事は決して少なくありません。

半分に折れてしまった鍵でも、今回のようにシリンダー内部に残った先端を取り除いて、折れた鍵のコピーではなくシリンダーに合わせた鍵を新たに作製する事が可能です。

もちろん、出張先の現場で作製しますので、完成後はそのままエンジンをかけて走行可能ですし、ドアのロックも今まで通り使用できます。

場合によっては今までよりキーがスムーズになる事もありますので、万が一鍵が中で折れてしまっても、慌てずにご連絡ください。

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